折り畳み小径車での大きな楽しみの一つに輪行があります。休日に電車やバスで移動し、目的地でポタリング。夕方くたびれたら再び折り畳んで帰路へ。これらを快適に楽しむ事が、軽量化・高性能化といった改造のモチベーションになっている方も多いのではないでしょうか。 多くの鉄道やバスでは、飛び出したり尖った部分の多い自転車がヒトやモノを傷つけない様、またオイルのついたチェーンで服を汚したりしない様に、輪行に際して輪行袋の使用を条件としています。 折り畳み小径車は数多く売られていますが、それに合う輪行袋となると選択肢は狭いものです。モデルごとに折り畳み方法や折り畳んだ状態の寸法に差が有るので、汎用品も作り難いのでしょう。メーカーが用意する純正の輪行袋でも、ハンドルを交換したり各部をカスタマイズするにつれて、収まり切らなくなってしまう事もしばしば。 ここでは気軽に試せるフロシキ風輪行バッグを紹介します。 |
渋谷の109近く洋服生地マルナンでサービス品の1m幅のロール群を見つけました。1m/100円均一で厚いものやペラペラのものが何種類か。サービス品は時期によって入れ替わる様です。コットンの厚めの生地を選んで2m程を購入。 |
折り畳むと小ぶりの弁当箱くらいです。サドルバッグ(Timbuk2 バイクシートパック Lサイズ)には残念ながら収まり切りませんでしたが、ウエストバッグ等になら十分入ります。耐久性と相談してより薄いナイロン等の生地を選べばもっと小さくなりそうです。 |
地面に布を広げ、折り畳んだ自転車を真ん中に乗せます。 |
フロシキの様に対角線に片結び。 | もう一方の対角線も片結びして、これで準備完了です。 |
銀座線での一コマ。端の席に座れたのでドア脇のスペースに自転車を置いて、座った席側からハンドルを引っ張るようにして固定しました。ラッシュアワーでなければ問題ないと思いますが、空いている車両に乗るように心掛けています。 尖ったパーツやチェーンリングが当たった部分は若干切れたりしますが原価200円です。汚れたり破れたりしたらウェスとして使い、新調してしまいましょう。 |
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